わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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待合室の混雑状況(2020年4月22日)

現在の待合室の混雑状況についてです。

 

COVID感染予防のために待合室での待機時間を極力短くなるように

予約枠の調整を行っております。

 

具体的には

時間枠の短縮。

それぞれの時間ごとの予約可能患者数の縮小。

を行っております。

特に土曜日の予約枠は大きく縮小させていただきました。

 

おかげさまで、待合室での待機時間は大幅に減少しております。

今までも土曜を中心にときに見られた

椅子の数以上の人が居る待合室

はなくなっております。

ときに診察開始前に数組来院されることもありますが、

そのような場合には早めに外来を開始することもあります。

 

したがって、現状では待合室には多くて二組の方がいるくらいで、

それ以上になることはありません。

特に心配なかたは曜日、時間についても検討ください。

特に開始直後、終了直前は受診が増える傾向にあります。

また、キリの良い時間帯も受診が多くなる傾向にあります。

曜日は特に多いのが土曜日。

ついで月曜日水曜日の休診日明けになります。

木曜日は他の医療機関に休みが多いということで多くなるときは

多くなります。

金曜日は比較的少ないかな?

 

といったところですので、来院時間についてもご検討ください。

以上、待合室の混雑状況についてでした。

 

往診始めました

当クリニックでは往診も承っております。

直接、当院に連絡を頂いても構いませんが、
患者さんの状態を的確に判断し、往診が可能かを判断させていただくために、
訪問看護師や訪問介護士、福祉施設からの連絡を優先させて頂きます。

皮膚の症状や全身の状態、飲み薬や他の病気の合併状態により、
往診が可能かを判断させて頂きます。
また、居住地域や当院の混雑状況によっては最初からお断りさせていただく可能性もありますことを
ご了承ください。

往診が可能な場合はまず、過去の病気や現在かかっている病気や病院、
飲み薬や皮膚科のかかり方、塗り薬について、
また、看護担当者や介護担当者についてなど、いくつか確認する必要がある項目があります。
当クリニックよりその詳しい内容についての問診票をお送りいたしますので、
そちらにご返事ください。

症状や全身の疾患については介護者に当クリニックに来院いただき、詳しい話を
お伺いすることもあります。ご了承ください。

最終的に院長が往診可能かどうかを判断し、往診可能でしたら時間帯について
連絡を致します。

往診可能な疾患

一般的な皮膚病については対応致します。
褥瘡についても往診可能です。

しかし、皮膚腫瘍や内臓腫瘍の皮膚転移については申し訳ありませんが、
当クリニックでは対応いたしかねます。

また、内分泌代謝、遺伝性のいわゆる「難病」に伴う皮膚疾患については
一般的なものでしたら往診可能です。

同様に小児の難病患者さんについても往診することは可能ですので、
ご相談ください。

往診区域

往診の区域ですが、原則として当クリニックから自転車または徒歩で
無理なく通える区域とさせて頂きます。

南北は中央線と西武新宿線。
東は環八、西は三鷹駅近辺までとなります。

武蔵野市 吉祥寺地域、三鷹地域
練馬区 石神井地域、関町、立野町
杉並区 西部

なお、小児については対応可能な医療機関が少ないことを考慮し、
それよりも広い範囲を往診区域とさせて頂きます。
ご相談ください。

注意事項

往診時に処方箋を発行することはできません。
そのため、当クリニックに来院いただき、処方箋を受け取ることが出来ないかたは
往診いたしかねますので、ご了承ください。

往診始めています

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秋も深くなってきました。この気温変動の大きさはどうにかならんもんでしょうか。

 

さて、当院では往診を行っております。

現在クリニックでの精算、処方箋の受け渡しを行っておりますが、

患者さんの声をうけて、精算、処方をより柔軟に行うことに致しました。

 

精算は往診時に直接精算することといたします。

なお、一部金額に変更が出る場合がありますが、その場合は差額を次回の往診時に

精算いたします。

また、処方についても処方箋を(手書きですが)、その場でお渡し出来るように致しました。

 

看護者、介護者のかたは一度ご検討いただければと思います。

往診の途も、また楽しからずや

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タイトルは反語表現になっていますので、お間違いのないようにお願い致します。

(往診は嫌いじゃないですよ。)

 

往診の患者さんも少しずつ増えてきました。

今は近い患者さん、少し遠い患者さん、遠い患者さんと様々です。

自転車を使ったり、バスを使ったり、電車を使ったり移動手段も様々です。

 

駅の待ち時間、バスの待ち時間、移動時間など、少しのんびりとした時間を過ごすこともあります。

自転車での初めての道のり、遠足に行く小学生でしょうか。

初めて乗り降りした駅前の商店街でお弁当を買ってみたり。

(なんで、お店の中にリトルグレイ。しかも、リボンとワンピースを着ている人形がおいてあるんだろう。)

しばらくぶりに乗った線路を地図とにらめっこしながら乗って、名前しか知らなかった病院の位置を初めて知ったり。

結構楽しい時間を過ごしています。

 

もう少し余裕が出てくれば、今まで通ったことのないルートを通って見ようかな。

自転車でもう少し遠出してもいいかな。

 

なんて考えています。

往診の行き帰りも結構楽しいです。

 

追記。

以前からの懸案であった処方箋の現地お渡し及び費用の現地精算にも対応するシステムが出来上がりました。

今まで、当クリニックに介助者が通うことが出来ずに躊躇されている方が居りましたら再度ご相談ください。

(最初の1回だけは保険証確認及び問診のために誰か受診していただく必要があること、ご了承ください)

往診の時に最初にするお話

少しずつ涼しくなってきました。

往診の時にはありがたいですね。

 

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さて、現在当院は数名の患者さんの往診を行っております。

疾患は様々ですが、褥瘡や湿疹などが多いです。

さて、この往診の時に最初に聞くようにしているお話があります。

それは何でしょうか?

 

 

そのお話は「(患者さんあるいは介助者が)ご飯をしっかりと食べていますか」というお話です。

玄関で介護者の方が迎えてくれるのですが、その時に世間話半分、診察に関係する話半分で聞いています。

そうすると、スムーズに現状の確認、問診に移ることが出来るのです。

 

そのお話をすると、なんで皮膚科で食事?と思われる方もいるかと思いますが、

食事の話は大事なのです。

 

往診の患者さんで多く見るのは床ずれ、褥瘡です。

褥瘡はやはり栄養状態が悪くなるとできやすく、治りにくくなることが知られています。

褥瘡は体の一部が死んでしまう病気ですから、治すのにタンパク質をはじめとする栄養分が必要なのです。

そのため、栄養状態の確認は非常に重要になるのです。

また、その他の病気についても栄養状態が良いことは治療を早めることになります。

逆に栄養状態が悪いと、全身にざまざまな問題をきたし、それが皮膚に影響することにもなります。

なので栄養状態の確認は非常に重要な話なのです。

 

また、介助者の食事の摂取状況も大事なお話です。

食事が十分にトレなければ十分に介助できません。介助は重労働なのです。

介助者が元気ないと、患者さんも元気がなくなります。

なので介助者の食事についても把握したほうがいいのです。

 

こうして往診は進められます。

小さな話が大きな治療のヒントになるのです。

当院を乳児湿疹や子供のアトピー性皮膚炎/乾燥性湿疹で初めて受診される方へのお願い

新生児

当院を湿疹で初めて受診される方へのお願いです。

ご協力いただけると治療の効果がより高くなるお願いです。

 

当院は子どもの皮膚を専門とする皮膚科でありますが、

受診される方は子どもだけではなく、成人の方も多く来院される、

ご近所皮膚科でもあります。

 

特に赤ちゃんの湿疹については他のクリニックよりもより早く的確に治療を行うことができると自負しておりますが、

その理由は丁寧なスキンケア指導や生活指導に有ると考えております。

使用している薬剤は一般的に処方される薬剤のみですし、(独特の使いかたをする場合もありますが。)

治療法もスタンダードなステロイド外用薬を中心にする治療となります。

またこの外用指導についても副作用の出現を減らすために初回は丁寧に

実地指導を行う必要があると考えています。

 

そのために湿疹・アトピーで受診された赤ちゃんの初回診察は一人あたり

最低15分から時には1時間程度要することがあります。

そして、その時間は減らしたく有りませんし、減らすことで治療効果は落ちてしまうものだと認識しています。

 

平日でしたら、一般の外来を行う間に初診の方の指導を行うことは可能です。

少しおまたせすることになりますが。

でも、土曜日は申し訳ありませんがそれだけの時間を捻出することが難しい状態です。

近所に住んでいる方で土曜日しか受診出来ない方も多くいらっしゃいますので、

平日と全く同じレベルでの赤ちゃんへの湿疹指導を行うのは非常に難しい状況なのです。

 

私も赤ちゃんの湿疹はできるだけ早く、トラブルなく、綺麗に治したいと考えております。

そのためには平日に時間をかけて問診を行い、診察を行い、指導を行いたいのです。

お母さんや時にはお父さんの質問や疑問について、時計を気にすることなくお話をしていきたいのです。

 

もちろん、家族の都合や仕事の都合がありますから無理にということは出来ませんが、

余裕が有るようでしたら平日に診察予約を入れていただければと思います。

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

わかばひふ科クリニック 院長

野崎誠

 

 

当日に「特殊外来」の予約ができるようになりました。

おかげさまで、痛くないイボ治療を受診される患者さんも増加しております。

処置時の痛みも全くありませんので、非常に患者さんの評判も良い治療法となってきました。

 

そこでときに聞かれる質問が

「どうして当日予約ができないのですか」

というものでした。

 

そうなんです、当日は処置の予約ができませんでした。

 

しかし、システム改修により、当日の30分前まで予約を受付できるようになりました。

 

当初は新規治療法のためにスタッフの混乱が見られるかもしれない。

うまく外来が回らず、患者さんを待たせてしまうかもしれない。

 

と思っていたのですが、半年以上を経過し、特に問題がないことを確認しました。

土曜日のように短時間に集中して受診されるような状況でも

問題なく治療を行うことができることがわかりました。

 

ということで、特殊外来の当日の予約を開始いたしました。

 

ご報告でした。

当クリニックにおける診療情報の保存について

スライド1

さて、先のエントリーでもあったとおり、当クリニックでは電子カルテを使用していることから、

データの保護については可能な限り多重化したシステムを作成しています。

 

診察室内にある電子カルテから、吉祥寺某所のハードディスクへ

インターネット回線を用いて、24時間リアルタイムのバックアップをとっております。

そのデータは毎日、首都圏某所のハードディスクへとコピーされ、

更に毎日、某県某市のハードディスクへと送られます。

同時に自宅にある医学雑誌などのデータも同様にハードディスクに2重にバックアップされます。

 

電子カルテのデータをここまでしっかりと保管するのには理由があります。

医師が守るべき法律、医師法第24条では、

診療録その他データは最低5年間は保存しなければなりません。

また、そのデータをなくすことは許されません。

東日本大震災では実際にカルテがなくなったために急性期、慢性期の治療に

支障が起きたと報告されています。

 

首都圏においておくだけでは、大規模な災害が起きた時には対応しきれませんので、

首都圏以外の地方にも分散しているのはそのためです。

災害が起きたその時は無理でも、一度地方に戻り、データを入手すれば、

少しでも患者さんの役に立つことができるのではと思い、多重バックアップシステムを作成しました。

可能でしたらいずれはクラウドバックアップも進めて行きたいと思います。

引っ越しをすると虫刺されはわるくなる。

夏になり、虫刺されの患者さんがたくさん受診されるようになりました。

多くの患者さんを診察していて気になることが一つありました。

概ね虫さされの症状は刺された回数により決まります。

したがって、同じくらいの年齢の患者さんでは、みな症状の強さは似通ってくるのですが、

一部の人では年齢に比べて非常に強い症状を示す方がいました。

 

どんな人がそのような反応を示すのだろうか。

 

と考えて観察していると、ある一つの傾向が見えてきました。

 

どうも、このような人は引っ越しをしているんですね。

しかも、引っ越しをしてからの年数と症状の強さが関係しているみたいです。

 

不思議な話でしょ。なぜでしょうか?

 

どうも、刺す虫に対するアレルギーの強さが違うのではないか。

と考えられます。

 

虫さされのアレルギーの強さは虫の種類ごとに異なります。

つまり、

イエカのアレルギーの強さと、ヤブカのアレルギーの強さは全く別個のものなのです。

 

それをもっと考えてみると、

関東のイエカのアレルギーのつよさと東北のイエカのアレルギーの強さ、

九州のイエカのアレルギーの強さは全く別個のものかもしれません。

 

いままで、イエカはイエカ。アレルギーの強さは一律でしょ。

と考えていたのですが、ひょっとすると地域によりイエカはイエカでも微妙に違い、

刺された時に体内に入ってくる成分も微妙に違い、

アレルギー反応も微妙に違う。

ということがあるのかもしれませんね。

 

なので、引っ越しをした後には虫さされの反応が非常に強くなってしまう。

ということもあるかもしれません。

 

 

では、どこからどこに引っ越ししたら反応が強くなるのか?

これはまだよくわかりません。

どうも別の地方(例えば東北から関東)レベルでは強くなるようです。

もちろん隣町レベルでは強くなりません。

そのあいだのどこかにあるんでしょうね。

これは今後の課題としましょうか。