わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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ブログ

今年の手足口病も爪が剥がれる(2017年8月)

初夏から始まった手足口病ですが、

お盆のお休みを経て、少し落ち着いてくれるといいですね。

と思っています。

(まだお盆休み明けなので、落ち着いているかなんとも言えないんです)

 

そして、以前に手足口病を発症した患者さんもぼちぼち受診されるようになりました。

 

すでに数名出ていますが、今年の手足口病も、手足の爪が剥がれ落ちるパターンのようです。

 

過去にも書きましたが、その経過はみな同じです。

手足口病の感染後6週間経過して、手と足の爪の数本が同時に剥けてきます。

ぽとりと落ちるのではなく、クレバスのような隙間が空いて、それが徐々に先端部に移っていきます。

途中で剥がれる人もいますし、最後までクレバスの割れ目が残っている人もいます。

 

そもそも手足口病のウイルスは数種類あり、その中の一部のウイルスのみが爪に影響を与えます。

つまり、手足口病でも爪が剥がれるウイルスとそうでないものがいるんです。

で、今年は剥がれるタイプもいますよ。

 

というお話でした。

爪が剥がれてもびっくりしないでくださいね。

今年の手足口病はいつもとちがう?

手足口病、流行っていますよね。

でも、なんとなく今までとは少しちがう手足口病のような気がします

 

一般的に手足口病は、その名のとおり、

手のひら

足のうら

口の中

に症状が出てくるものですが、

その他にも、肘や膝、おしりなどにも症状が出てきます。

 

でも、今年のは少しちがうんですよね。

手足よりも体の発疹が咲くに出る傾向があります。

数日経ってから手足に発疹が出るので、最初は何かイマイチよくわからない。

他のウイルスによるものか、否かはっきりしないという面倒くさい傾向があります。

 

そして、口の中に出ないこと。

手足の発疹ですが、一般的には楕円形の発疹が出てきます。

しかし、今年のは丸く、赤みもあまり強くない印象があるのです。

 

うん、やっぱり少しちがう。

 

今年の北日本は乾燥肌に要注意です(2020年1月)

北国に帰省した患者さん。

結構な割合で湿疹を悪化させて帰ってきました。

さて、なぜでしょうか?

 

今年の冬は温かいです。

それが影響している可能性あります。

特に北国では雪が少なくなっています。

実際に年末に東北に行ったとき(この話はまた今度)

本来は薄っすらと雪化粧しているはずの平野部でも雪はなく、

スキー場ですら高度の低いゲレンデには土が露出していました。

 

その様な外部環境になっているときには

例年よりも湿度が下がる可能性が考えられます。

なにせ環境中に存在している水分量が少ないですからね。

したがって皮膚の乾燥も悪化する可能性が考えられます。

 

暖冬なので、乾燥肌に要注意。

ということになるのかもしれませんね。

 

今年のシラミの季節がやってきました(2017年10月)

そろそろ、シラミの季節がやってきました。

もう秋ですねえ・・・

 

既にいくつかの学校や幼稚園では流行してきているようです。

夏の林間学校やプールなどで、人から人へ乗り移ったシラミ。

夏の感染からしばらくしてかゆみを訴えるようになるのですが、

それが丁度今の季節です。

 

市販のシャンプーなどはありますが、

それだけで退治するのは難しい所。

ケアの勘所などありますので、

まず、シラミかどうか心配な方

多分そうだろうけど対処法がわからない方

は受診下さい。

 

しっかりと治療をすればシラミは2週間で居なくすることが出来る病気です。

しっかりとケアして、きちんと直しましょうね。

 

今年2回目の手足口病(2019年9月)

さて、ここ数週間の外来で目にする用になりました。

手足口病はまだまだ感染が続いているようです。

 

ただ、当初67月に目にしていたものと少し症状が変わってきた印象があります。

発疹が出るのは仕方の無いところではあるのですが、

全体的に発疹が小ぶりになってきました。

手掌足底の発疹も少ない傾向あります。

 

これはどういうことを意味するのか?

多分ですが、原因となるウイルスの種類が異なっていることを予想させます。

 

手足口病と一口に言いますが、その原因となるウイルスは数種類あります。

つまり、67月の手足口と9月の手足口のウイルスは異なっている可能性があるということ。

 

これによって生じる可能性があるのが

年に2回手足口に感染する可能性です。

一度手足口が発生するとその原因となるウイルスに対しては数年間の免疫が成立し、

そのウイルスには感染しないように体調が整えられるのですが、

その免疫機能は非常に厳密であり、他のウイルスに対しては効果を示すことがありません。

そのため、別のウイルスを原因とする手足口病には再度感染してしまう。

ということがあるのです。

 

これが1年に2回手足口病を起こすことがありうる理由となります。

感染した人は今後しばらく感染のリスクが下がるのがメリットと言えばメリットですが。

 

手足口病、まだ油断せずに行きましょう。

今夜の雨のあとはシモヤケにご注意を(2022年12月)

師走に入り、毎日が寒くなってきました。

コートも一段温かいものに変えて対応しています。

 

さて、今日の夕方から夜にかけては雨が予想されています。

この温度からはしもやけのハイリスクな状況ですね。

 

しもやけは温度が下がることが一番のリスク要因ですが、

それ以外にも濡れることは大きなリスクとなります。

気温は5度以下で十分にリスクとなりますので、

特に今晩のような天候では注意が必要となります。

 

また、子供はハイリスクですが、循環の悪い高齢者も同様にリスクとなりますんので、

ご注意ください。

 

対応としては

・耳あて、帽子、手袋などの防寒をしっかりと行い、濡れることを予防する

・靴も同様にスニーカーはNG。ブーツや長靴などの濡れにくい靴を用意する

・濡れても大丈夫なように靴下や可能であれば靴の替えも用意しておく

・帰宅後すぐに濡れた靴を脱げるように玄関先にタオルやスリッパを用意する

・帰宅後も冷えないようにお風呂や暖房器具を準備しておく

などでしょうか?

 

寒い思いをして帰ってくる人も、それを迎える人も、予めしっかりと準備をして

冬の雨を迎えていきたいものですね。

井の頭公園で毛虫が発生しているようです(2016年9月)

秋の毛虫の季節になってきました。

 

当院にも受診される患者さんが多くなってきた印象があります。

ほとんどの人は家のそばで刺されているのですが

井の頭公園で刺された患者さんが来院しました。

 

どうも池の周りに張ってある柵に体をつけた所、そこに沢山毛虫が居たようですね。

真っ赤になっていました。

 

ということで、公園にも毛虫、沢山出ているようです。

注意が必要ですね。

 

二重らせんを目でみれば

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顕微鏡もここまで細かく見ることができるようになったんですね。

アブストラクトはこちらです。

 

NHKスペシャルかな?初めて見た時にはただただ関心しているだけでした。

まあ、見えないしねえ。

と思っていたのですが、最先端の技術でそれすらも見えるようにしてしまったようです。

 

分子や原子の世界になると、どうしても原子の配列でしか物を考えることが

できなくなっているので、その分子が実際にはどのように見えるのかを

この目で確認できるというのはすごいことに思えてきます。

 

もっと細かい所までわかるようになる日が来るのでしょうか?

二子玉川ライズ スケートガーデン

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二子玉川ライズ スケートガーデン

今年も、二子玉川ライズにスケートリンクがオープンしました。
http://www.rise.sc/event/?id=4746
今までは、神宮まで連れて行っていましたが、今年は近場で・・

とはいえ、ここは氷を使わないリンクなので、濡れずに滑れます。
(エコパネル使用と書いてありました。)

時間制限もなく、みんな満足するまで滑っていました。
ただ、氷とはやはり感触が違うようで、スイスイ滑るというよりは、カツカツ歩くような感じになってしまうことが多いようでしたが・

まあ、雰囲気は楽しめますし、氷ではない分、寒くもありません。
ママのお買い物の間、パパと子供の時間つぶしには最適でしょうね。

3月1日までの期間限定です。

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予約時間のご案内

予約時間のご案内です。

 

厳密には、翌日以降のの予約を行うことはできませんので、

順番取り時間のご案内というべきでしょうか。

 

(注:現在予約システム構築中ですので、今後、変更がありうることをご了解ください。)

 

当院の診療時間ですが、

月、水、木、金は

一般外来は 13時00分~17時30分

夜間外来は 18時00分~19時00分

土は

一般外来は 9時00分~12時00分

となっております。

 

予約の受付時間ですが、

一般外来と夜間外来とそれぞれ予約時間が異なりますので、ご注意ください。

一般外来は 6時00分~17時00分(土曜日は11時00分)

夜間外来は 6時00分~18時00分

となります。

 

なお、どちらかの外来を予約された場合は、もう片方の外来の時間帯では診察を行うことが

システム上できませんので、時間変更を希望される方は一旦その外来をキャンセルし、

その後もう片方の外来を予約してください。

 

また、診察の過密状態を避けるため、もしくは夜間の講演行事などがある場合には

受付人数を制限することもあります。予約は早めにお取りくださるよう、お願いいたします。

 

具体的な予約の取り方や診察の順番については詳細が決まり次第、ブログやHPでお知らせしたいと思います。