寒波が来るとあせもがふえる?
一見不思議な現象のように見えますが、そこにはきちんとした理由があったりするのです。
キーワードは、浪花節???
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寒波が来るとあせもがふえる?
一見不思議な現象のように見えますが、そこにはきちんとした理由があったりするのです。
キーワードは、浪花節???
今回はアトピー性皮膚炎のお話。特に小さい子のお話ですね。
洋服のタグとアトピー性皮膚炎と。
一見関係なさそうに見えますが、実は密接に関係していたり。
特に1歳から3歳くらいまでの子ですかねえ。
この年代の子の湿疹の特徴として
背中の湿疹が多く見られることが挙げられます。
特にできやすいのは3箇所。
一つは左右の肩甲骨の下のあたり。(上にもそこそこできるかな?)
こちらは肩甲骨と洋服のこすれによってできると考えられます。
ちょうど肩甲骨の骨の輪郭に沿って湿疹ができますからね。
もう一つは真ん中の上部。
この原因の一つは首の骨。
頚椎の突起が真ん中にあり、こすれることが原因となります。
もう一つの原因が背中の真ん中にある洋服のタグなんですよねえ。
これもこすれることで湿疹の原因になるのです。
ではどうやって予防するか?これは非常に簡単でして。
タグを全部切り取ってしまう。
これだけで解決します。
当たるなら、当たるものを取ってしまうという実に脳筋的な解決策ですが、
結構効果があったりします。
最近のタグの中には目立つものとかありますからねえ。
ただ小さい子の洋服のタグって、周りの人は全く見ていないですからね。
と割り切ってしまうのも一つかなと思うのです。
タグ、邪魔かな?と思ったら思い切って切り取ってしまいましょう。
それが湿疹の予防にもなったりするのです。
というお話でした。
暑くなってきましたねえ。
今回のテーマは赤ちゃんの首にできる湿疹です。
外来ではよく「スタイ負け」と読んでいますが。
基本的な事項についてまとめてみました。
生後6ヶ月から2歳までの赤ちゃんに好発する、顎の下から前頸部に痒い湿疹。
この原因は「スタイ」だったりします。正確に言うと「よだれで濡れたスタイ」です。
濡れたスタイからよだれが首の皮膚に転写され、そのために湿疹が発生するのです。
原因は発達によるもので、年齢が経過すると改善します。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) May 17, 2023
Twitterですが、Noteに書くほどではない記事を連投形式で掲載することがあります。
今回はコレクチム軟膏のお話ですね。
生後6ヶ月からコレクチム軟膏がアトピー性皮膚炎に対して使用できるようになりました。
その辺のお話です。
興味がある方はぜひご一読ください。
#コレクチム 軟膏が生後6ヶ月から2歳の #アトピー性皮膚炎 の子に使用できるようになりました。
当院では該当年齢の子の処方がステロイド(主にロコイド軟膏)から急速に入れ替わっています。
以下その理由についてお話します。
(1/7) pic.twitter.com/ylJdssP4MI— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka) February 10, 2023
もう年の瀬が迫ってきました。
皆さん、年末年始のスケジュールはお決まりでしょうか?
当院も年末年始のお休み期間は発表済みですので、ご確認を宜しくお願いします。
今回は帰省と赤ちゃんのお肌の関係についてです。
帰省すると赤ちゃんの肌は荒れますよ?まあ、仕方が無いのですが。
なぜ荒れるか?
いつもと違う行動を取るからです。
スキンケアの状況ですが普段お家にいるときとはどうしても同じには行かないですよね。
使用している保湿剤も持っていけないとか忘れたとかという話もよく聞きます。
あとはお風呂。温度も違えば浴室のレイアウトも違う。
当然脱衣所の状況も異なるので、いつもと同じには絶対に進めることができません。
あと、実家ってだいたいお家が古いので寒かったりしますよね・・・
入浴時間についてもおうちと同様には行きません。
回数だって、入れる時間だって変わります。
あとは移動そのものが皮膚が荒れる原因となります。
汗だくでの移動。
外は寒いので厚着させると今度は中の気温で汗だくになります。
洋服の着せ替えも狭い面積で行わなければなりません。
電車や飛行機だと湿度もかなり低いですよね。
車は車でシートベルトに押さえつけられてあせもができそうな状態になっています。
そして通常と異なる環境で大泣きする子もいるでしょう。
これらの要因はが積み重なり、結果的に帰省時には赤ちゃんのお肌には大きなストレスがかかります。
結果として荒れる
という訳なのですね。
では対策はどうすればいいのか?
まあ、一番良いのは規制しないことですが、さまざまなしがらみもあり、そういうわけにもいきません。
現実的に最も有効な対応策は、荒れるものと思って予め準備しておくことですね。
帰省先との打ち合わせをしっかりと行い、赤ちゃんのケアを行う時間を確保すること。
必要な物品は予め調達し発送するもしくは購入して準備をしておくこと。
スケジュールを確認し、時間に余裕を持って行動すること。詰め込混ないこと。
などは予め行っても良いでしょう。
事前の準備と余裕を持った行動。この2つを気をつけるだけでもずいぶんと赤ちゃんのお肌の状況を買えるでしょう。
ことしもあと1ヶ月です。しっかりとスキンケアをしていきましょう。
先日キャッチしたニュースです。
アトピー性皮膚炎の治療薬であるデュピクセントですが、メーカーのサノフィさんから生後6ヶ月以降までの適応年齢拡大を申請したようです。
まだ、日程については確認できていませんが、もしもこれが通るとなると日本のアトピー性皮膚炎治療が一変するかもしれません。
今までは大人になって、長い湿疹の履歴のある人が対象となっていました。つまり、過去の積み重ねがあったということです。
しかし今回は湿疹が出てから魔もない小さなお子さんということでもあり、治療の効果が今までよりもより早く、高いことが期待できます。
まあ、まだ投与量や投与間隔などの情報が出ていませんので、今後情報を収集していく予定です。
当院でもデュピクセントの適応年齢が拡大したらば積極的に治療を行いたいと考えておりますので、院内の体制も順次整えていきたいと思います。
まずは現状できる治療をしっかりと進めて、湿疹を悪化させないようにしていかないとですね。
今日の外来、小さなお子さんのお久しぶり受診が多かったです。
乳児期には一年中乾燥傾向のある子どもたちも年齢が上がってくると
皮膚がしっかりとしてくるので夏場は湿疹がなくなります。
ただ、秋冬には湿疹の悪化が見られるようになるのですが、
どうもここのところその悪化が多く見られるようになってきました。
この季節に湿疹が悪化するのは普通にあることですので、
まずは対処することを考えていきましょう。
早めに受診。早めに治療開始。
大事なポイントですね。
当院は小児皮膚科が中心のクリニックですので、赤ちゃんも沢山来院されます。
赤ちゃんの治療についてもいろいろなことが見えるのですが、今回は簡単な質問に答えたいと思います。
Q:赤ちゃんの湿疹にステロイドを使わないで済ませることができますか?
A:条件次第でしたら可能です。
その条件は「引っ掻いていないこと」ですが。
この「引っ掻いている」という条件は非常に大事なんですね。
赤ちゃん(に限らず小さな子供全体に言える話ではありますが)の特性としては
ひっかき始めたら止まらないというのがあります。
大人と違って自制することは全くできません。
したがって一度ひっかき始めてしまったら止まらずにどんどん悪化してしまいます。
保湿剤でもコントロールできなくなってしまうんですね。
更にひっかくという行為自体が痒みを更に悪化させて引っ掻いてしまいます。
専門的にはitch-scratch cycleと言うのですが、どんどん悪化させる方向に向かいます。
もう一つ、おつゆ(じくじく)が出てくるとその中にも痒みを悪化させる成分があるために
更に痒くなるという悪循環が回ってしまうわけなんですね。
したがって痒くなっているかどうかは非常に大事な分岐点です。
わかりにくい?引っ掻いているときに赤ちゃんの手を軽く押さえてみてください。
それを振り払ってもう一度引っ掻きに手が戻ったらそこはかゆい証拠です。
そうなったときにはステロイドを必要な時間必要な時期だけ使って湿疹をしっかりと抑えてあげないとけませんね。
必要なときには必要な薬をしっかりと使っていく必要がある
そしてその見極めをしっかりと行っていく必要がありますよ。
というお話でした。
意外でしたか?
実はそうでもないんです。
ポイントはビタミンです。
人間が生きていくのに必須なビタミンですが、
一部は食事から入手することができます。
ではそれ以外に生成する方法はないのか?
実は日光にあたることで作られるビタミンもあるのです。
それがビタミンDです。
離乳食の赤ちゃんはまだ食事では十分なビタミンDが入手できません。
そのためにある程度は日に当たる必要があるのです。
但し気をつけるべきことは、過剰な日光は必要ないということ。
日陰を選ぶこと、日差しの強い時間帯は外出しないこと
など、ある程度の量でコントロールしてください。
真っ赤になるまでの紫外線は必要ありません。
日陰で反射して入ってくるレベルでの紫外線量で十分です。
逆に日焼け止めをガンガンに塗った赤ちゃんでビタミンD不足になるという話も出ていますので、
まあ、塗るにしても程々に。
塗らなくても大丈夫ですよという考え方で良いのではないでしょうか。
焦らず騒がず、のんびりと子育てをしていくくらいの気持ちで十分ではないでしょうか?
季節ボーナス?何じゃそりゃという方もいるかと思います。
当院におけるそれは「湿度による湿疹の改善」のこととなります。
最近の外来で赤ちゃんや子どもたちを見ていて思うこと。
それは口の周りの乾燥が悪化してきたということです。
その理由として最も簡単なのが湿度が下がってきたことです。
これは季節的な理由なので仕方ないのですが、
秋になってきて、湿度が下がってきて、乾燥が悪化したことを
「季節ボーナスがなくなってきた」
と称しているんですね。
つまり、夏は湿度が高かったので、そのために湿疹の悪化は防げていました。
しかし、秋になり、湿度が徐々に下がってきたので、湿疹の悪化作用は徐々に薄れ、
乾燥するようになってきたのです。
ボーナスがなくなった。
皆さんドキッとしませんか?
でもまだ少しだけボーナスは残っているようです。
今のうちにしっかりと保湿の習慣を思い出していきましょう。