わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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【専門家】2月23日講演会の参考文献

注:このエントリーは専門家の方を対象にしております。

 

 

講演会に参加された皆様、お疲れ様でした。

私の拙い講演を聞いていただきありがとうございます。

 

今回の講演会の参考文献を挙げさせて頂きます。

今後の診療の参考になればと思います。

 

もともと皮膚科医が対象とする子は成長・発達が正常な子が多いです。

そのため、「正常な」発達を理解する必要があると考えます。

特に小児の発達の専門家ではありませんので、多い写真と簡便な説明が

なされている書籍を紹介いたします。

 

「正常発達」

正常発達―脳性まひ治療への応用

脳性まひの子の治療を行うためには正常の発達を知る必要があります。

長期療養中の脳性麻痺の子を診察する機会がある方にはぜひ読んで貰いたいです。

なぜ、彼らはあのような反応をするのか?その一端が理解できると思います。

 

「小児生理学」

新版 小児生理学

実は、大学時代は生理学はあまり得意ではありませんでした。

今回、勉強のために買ってみましたが、学生時代に比べ、はるかに面白く読めました。

多分学生時代には生理学は早すぎたのでしょうね。

基礎的な部分も理解することで今後の診療の役に立てると思います。

成長発達の項以外でも、栄養・感覚・外分泌の項は参考になると思います。

 

「写真で見る乳児の運動発達」

写真でみる乳児の運動発達―生後10日から12カ月まで

豊富な写真と詳しい説明がそれぞれの月齢ごとに記載されています。

ベッドサイドでの赤ちゃんの観察を再度体系的に確認するには調度良い一冊だと思います。

ぜひ日本人版も作ってほしいものです。

 

以上3冊、参考にさせていただいた書籍です。

皮膚科の書籍は省略させて頂きました。

 

赤ちゃんの診察になれるためには数多く行うことが必要です。

その中で見えてくるコツのようなものがありますから。

しかし、時に系統だった質のよい資料に当たることにより、

その理解が更に深まると考えています。

 

今回の講演で間違い等ご指摘のある方はメールをいただけると嬉しいです。

間違いの一切は私、野崎誠の責任です。

また、こんなよい本ありました。など情報ありましたらコメントやメールをいただけると嬉しいです。

 

今後もよろしくお願い致します。

バイバイ、VHS

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すこし前のお話です。

 

手術を行うときには、病棟の担当看護師さんから手術室の担当さんに引き継ぎがあります。

時間は数分かかるためにそこには時間を潰せるものがおいてあります。

 

この日は2歳くらいの子どもの手術でした。

引き継ぎを行なっている時にその子がつまらなさそうにしています。

おや、近くのあ○ぱ○ま○のVHSのビデオテープを見つけたようです。

しきりにそれを欲しがるので、渡してあげたところ、

そのVHSのビデオテープの中をこじ開けようとするではありませんか。

「ちょっと待って、それは開かないから」

と看護師さんと二人で押しとどめ、その時には事なきを得ました。

 

そうですね。確かにこの子たちにとっては

記憶媒体はディスクか、メモリですものね。

と、みんなで苦笑い。

 

さて、そのVHSですが、我が家にはVHSとDVD兼用のデッキがあります。

当初自宅に残っているVHSを見ようかなと思って購入したのですが、

数年前の購入以来まったくVHSを見ていなかったので、

ちょうどいいので、クリニックに持っていくことにしました。

先日、自宅においてあるVHSを全部DVDに焼いてしまったので、

自宅のVHSは1個もなくなっちゃいました。

これも時代の流れなのでしょうか。

バイバイ。VHS。

チャイルドスペース出来ました

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備品の搬入も順調に進んでいます。

 

今日はチャイルドスペースのパーティションと、ブロックが届きました。

靴を脱いで、子供が遊べるようなスペースを確保しております。

 

その他の設備についても少しずつ紹介する予定です。

 

 

ダウンコートでアレルギー?

 

この冬、親に似て寒がりの子供にせがまれ、子供用のロングダウンコートを購入しました。

 

デパートのセールで半額だったので、踏ん切りがついたというのが真相ですが・・

 

いいなあ、と思っていたメーカーで、ちょうど最後の1着をゲット。

ですが、欲しかった黒は完売。

汚れが気になりそうだなあ、と思いつつベージュのコートを購入しました。

 

その際の店員さんとの会話で、

『やっぱり黒は人気があるんですね。』

『ダウンコートはアレルギーのお子様が増えているので、お作りする数自体が減ってきているんです』

と言われ、ちょっとビックリ。

 

たしかに、動物の毛ですものね。

あんまり聞いたことはないけど・・と思いつつ、アタマの片隅で気になっていました。

 

先日、妹と電話で話したときに、この話題になり、

妹が羽毛布団で呼吸困難を起こしていたことを聞き、またまたビックリ。

こんな身近にいたとは!

 

調べてみたところ、羽毛そのものによるアレルギーの他、

その中に住み着いてるダニやハウスダストが原因となるようです。

羽毛の洗浄や消毒がいい加減だと、鳥のフンや鳥についていた虫の死骸などが

羽毛と一緒に紛れ込むとのこと。

ひえ〜!!

 

羽毛布団の場合は、羽毛が出てこないようにしたり、ダニが入り込んだりしないよう、

生地に様々な加工が施されていることが多いようですが、

耐久性の問題もあるようなので、何年も使い続けていると、織りムラなどから小さな穴が空き、
そこからダニが入り込むこともあるようです。

 

コートはそこまで加工がされていないのか、結構高いものでも羽毛がでてきますね。

そういえば私の安いコートは、中にウールのセーターを着ていたら、羽だらけに・・。

 

いずれにせよ、アレルギーのある方は慎重に選んだ方がいいかもしれませんね。

 

診察室の案内、出来ました

本日、診察室と処置室の案内板が完成し、届きました。

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ウサギとゾウです。

 

最初、ウサギとカメにでもしようかと思ったのですが、

各方面から

「カメ」に入りたくない

という意見を聞いたので、ゾウに変更しました。

 

今後、季節ものも各種取り揃えようと考えています。

何かいいアイデア有りましたらぜひお知らせください。

新宿西口駅の前。から徒歩15分にルーツを見た。

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靖国通りは新宿駅のガードをくぐると青梅街道と名前を変えます。

更に西に進み、小さな橋をわたるとすぐに中野区に入ります。

 

その橋は長さにして20mくらいの小さなものです。注目すべきは欄干です。

たもとには橋の名前が書いてあります。読めますか?

「ヨドバシ」

もとい

「淀橋」

です。

 

新宿の西口、現在は電気屋さんが立ち並ぶあたりから都庁のあたりまでは昔は浄水場が広がっていました。

戦後に浄水場は移転しその跡地にオフィス街が建設されていったわけです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%80%E6%A9%8B%E6%B5%84%E6%B0%B4%E5%A0%B4

 

今は淀橋といえば、耳に残るCMソングで有名な電気屋さんの方が有名になってしまいましたが、

その由来はこの小さな橋にあると考えると、また不思議な気がしますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9

 

ちなみに、淀橋の由来はこちら。

淀川から来ているんですね。

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「デザインあ 解散!」

デザインあ 解散!

 

絵本コーナーで、久々に出会ってしまいました。

 

『解散!』

 

ビビビ買いです。

 

我が家は教育テレビファンです。

家族みんなで楽しめる番組がたくさんあり、『デザインあ』もそのひとつ。

そのコーナーの中で、ハマったのがコレでした。

 

解散!

 

のかけ声で、身の回りの様々な物が分解していきます。

そう、みずから解散してゆくのです!!!

発想が斬新すぎます!

 

しかし、よくまあここまで分けたものです。

スタッフの皆様のご苦労がしのばれます・・・

 

それはさておき、私のお気に入りはブロッコリー。

あの花蕾ひとつひとつまで、丁寧に並べていきます。

 

他にも、ラーメン、トランプ、マンガなどなど。

食べ物から機械もの、地図やマンガまで、分けてゆくとこんなふうになるのかと、

新鮮なオドロキでいっぱいになります。

 

ただ、TVでは解散するときにお行儀よく一列に行進(?)してゆくため、

どうしても写真ではその躍動感が伝わりません・・

やはりコレは動いている映像で見たいです〜。

NHKの偉い方、ぜひDVD化をお願いいたします。

「脳には妙なクセがある」

脳には妙なクセがある

 

著者は現役の薬剤師さんです。

もっとも研究を中心に行なっている方ですが。

この本は脳の研究について、最新の知見をわかりやすく噛み砕いて教えてくれるものです。

巻末の参考文献の多さといったら…

 

人間は、進化の果てに出現しました。

同様に人間の脳も進化の結果生まれたものです。

そのため、その他の動物と非常に似通った反応をすることもあります。

逆に、「自分で考えて行った」ものも実は自動的な脳内の反応を反映したに過ぎないこともあるのです。

 

この本では脳が本来持っている偏り「バイアス」について詳しく説明しています。

つまり、人間という存在が元から持っている偏りについて明快に解説されているわけです。

この事実を受け入れるのは結構不愉快なものですが、事実を事実として受け入れた上で、

どのように生きていくのかを考えてみてもいいのかもしれません。

 

追記1

これらの現象の大くは、まだ理由や機序の不明なものも多く含まれています。

あくまでも「その傾向がある」ということしか示されていません。

「方向性」のみであり、「明確な事実」と言いにくい部分があることも確かです。

そこだけは、忘れないようにしないといけませんね。

「いま、なんさい?」

いま、なんさい?

3歳くらいから、こどもたちはお互いの年齢が気になり始めるようです。

 

幼稚園や保育園で、お誕生日会などのイベントがあったり、

遊園地の乗り物などでの年齢制限、チケットやビュッフェのこども料金の発生まで・・

 

様々なシーンで年齢を尋ねられるようになり、

こどもたちにも『わたしは◯歳!』という意識が芽生えてゆくのでしょう。

今日紹介するのは、そんなお年頃のこどもたちにぴったりな絵本です。

 

主人公はお誕生日をむかえた女の子。

ひとつ大きくなったことを自慢したいような、

でもみんなが知っててくれたらもっと嬉しいような・・

そんな子供心をみごとに表現した本です。

 

女の子は、まわりの大人たちに 『いま、なんさいでしょうか?』と聞いて回りますが、

『はくさい!』

『ぼんさい!』

『おならくさ〜い!』

と、はぐらかされてしまいます。

 

でも、本当はみんな知っていました。

 

最後はちゃあんとみんなから『おめでとう!!』って祝福してもらい、めでたしめでたし。

 

お誕生日が近いお子様に、ぜひ読んであげたい1冊です。

薬剤師さんの漫画

お医者さんを主役とした漫画や映画はたくさんあります。

看護婦さんが主役の作品もあります。

 

でも、薬剤師さんを主役とする作品はあまりありません。

なぜでしょう。人数が少ないから?あまり表に出ないから?

 

と思うでしょ。実は薬剤師さんが主役の漫画があるんです。

薬剤師さんの仕事内容がしっかりと書かれていますよ。

でも、病院の薬剤師さんが主役の作品って、ないですね・・・

 

お勧めです。

薬屋りかちゃん 1 (アクションコミックス)薬屋りかちゃん 2 (2) (アクションコミックス)